私にとっては久々の邦楽器とのジョイントコンサートでした。
片山瞠山先生(富山県福野町在住)は山本邦山氏(人間国宝)に師事し、伝統邦楽はもちろん、広瀬量平などの現代オリジナル、さらに尺八とオーケストラの協奏曲を委属、初演するようなトップアーティストです。
今回の共演では 「音楽にとって真に大切で必要なことは、洋楽も邦楽も同じだ」 という意味で、瞠山先生から音楽をたくさん教わりました。
キーと調弦などを考えアヴェ・マリアとG線上のアリアでは19世紀ギターを1音下げて調弦して演奏してみましたが、まずまずの結果を出せたと考えています。
(東京と京都の演奏会では「中国地方の子守唄」をこのギターで伴奏して効果的でした)
(四十谷隆司)
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