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野澤剛史・神保侑典 ギター ジョイントコンサート
2005.3.26(土) PM7:00開演
会 場  富山鹿島町教会
料 金  入場無料
演奏曲目  【野澤 剛史】
1.セビリア (アルベニス)
2.シンドラーのリスト (ジョン・ウィリアムス)
3.ブーレ(BWV1002より) (バッハ)
4.大聖堂 (バリオス)
5.スペイン (チック・コリア)

【神保 侑典】
1.シャコンヌ(BWV1004より) (バッハ)
2.序奏とロンド・イ短調 (アグアド)
3.スケルツィーノ・メヒカーノ (ポンセ)
4.ソナタ ニ長調 “ボッケリーニ讃” (C=テデスコ)
コンサートプログラム

■ 野澤剛史、神保侑典 ギタージョイントコンサートを終えて ■

 今回は二人が私の元をはなれて、それぞれが次のステップ(ギター音楽の勉学)へ進むための一区切、当学院の卒業演奏会でした。
 名もないギタリストの卵たちの演奏会に、出演者の恩師、友人はもちろん、教室の生徒さん、一般愛好家が140名も御来場いただき、会場の富山鹿島町教会はほぼ満席となりました。まことにありがたく、御来場の皆様、関係者の皆様には、出演者共々、あつく御礼申し上げます。
 彼らは、昨年の第16回発表会(12月19日)直後にこのコンサートの準備に入りました。発表会と違って、一人で40〜50分も演奏することはとても大変なことですが、難曲、大曲をよく練習して、しかも大きな破たんもなく弾き通すことができて、ひと安心でした。
 次のステップとして、音楽をさらに深く考えることは当然のこととして、プログラムの構成や力の配分、そして演奏家としてのステージマナーなども、今後の課題となっていくと思われます。(四十谷隆司)


コンサートプログラム
リハーサル風景
野澤 剛史
野澤剛史写真1984年富山市生まれ。8歳よりピアノを福田邦子氏に師事、中学1年よりクラシックギターを四十谷隆司氏に師事、同時にエレキギターの独学を開始する。現在はポピュラーピアノを杉山弘美氏に、エレキギターをギャリー・コッター氏に師事している。今後は幅広いジャンルでのギター演奏を目指し、県外での勉学を計画中。

神保 侑典
神保侑典写真1986年滑川市生まれ。小学校6年よりクラシックギターを四十谷隆司氏に師事。2002年呉羽高校音楽コースに入学、同校において、声楽を黒崎隆憲、ピアノを大林則子、チェロを高田剛志の各氏に師事。2005年3月同校卒業。現在はドイツにてギター勉学の準備中。

 

新聞記事2005年3月27日(日)北日本新聞朝刊より

礼拝堂に繊細な響き
野澤さん 神保さん ギター卒業演奏会 富山


 第一線のギタリストを志す野澤剛史さん(二〇)=富山市=と神保侑典さん(一八)=滑川市=のジョイントコンサートが二十六日、富山市の富山鹿島町教会で開かれた。北日本新聞社後援。
 野澤さんが前半、アルベニスの「セビリア」や、バリオスの「大聖堂」など六曲を演奏。後半は神保さんが、バッハの「シャコンヌ」やテデスコの「ソナタニ長調」など四曲を披露した。
 クラシックギターで奏でる繊細な音色が静かな礼拝堂に響き、来場者はじっくりと耳を傾けた。
 二人は四十谷ギター学院(富山市五福)を三月で卒業し、ともに海外での修行を目指している。

<写真説明>ジョイントコンサートの前半で演奏する野澤さん=富山市の富山鹿島町教会
新聞記事2004年3月28日(月)富山新聞朝刊より

野澤、神保さんがギター独奏
富山の四十谷ギター


 四十谷ギター学院(富山市五福)の生徒二人によるギター・ジョイントコンサートが二十六日、富山市鹿島町の富山鹿島町教会で行われ聴衆は二人の熱演に聞き入った。
 滑川市在住の神保侑典さん(一八)はバッハの「シャコンヌ」、テデスコの「ソナタニ長調」などの難曲四曲を見事な技巧で弾ききった=写真=。
 富山市在住の野澤剛史さん(二〇)はバリオスの「大聖堂」などの大曲に加え、チック・コリアの「スペイン」ではジャズの感覚を巧みに表現した。
 二人は六、七年間四十谷隆司さんにクラシックギターを学んでおり、今後海外で音楽の勉強を続ける。

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