■ 野澤剛史、神保侑典 ギタージョイントコンサートを終えて ■ |
今回は二人が私の元をはなれて、それぞれが次のステップ(ギター音楽の勉学)へ進むための一区切、当学院の卒業演奏会でした。
名もないギタリストの卵たちの演奏会に、出演者の恩師、友人はもちろん、教室の生徒さん、一般愛好家が140名も御来場いただき、会場の富山鹿島町教会はほぼ満席となりました。まことにありがたく、御来場の皆様、関係者の皆様には、出演者共々、あつく御礼申し上げます。
彼らは、昨年の第16回発表会(12月19日)直後にこのコンサートの準備に入りました。発表会と違って、一人で40〜50分も演奏することはとても大変なことですが、難曲、大曲をよく練習して、しかも大きな破たんもなく弾き通すことができて、ひと安心でした。
次のステップとして、音楽をさらに深く考えることは当然のこととして、プログラムの構成や力の配分、そして演奏家としてのステージマナーなども、今後の課題となっていくと思われます。(四十谷隆司)
■リハーサル風景
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1984年富山市生まれ。8歳よりピアノを福田邦子氏に師事、中学1年よりクラシックギターを四十谷隆司氏に師事、同時にエレキギターの独学を開始する。現在はポピュラーピアノを杉山弘美氏に、エレキギターをギャリー・コッター氏に師事している。今後は幅広いジャンルでのギター演奏を目指し、県外での勉学を計画中。
1986年滑川市生まれ。小学校6年よりクラシックギターを四十谷隆司氏に師事。2002年呉羽高校音楽コースに入学、同校において、声楽を黒崎隆憲、ピアノを大林則子、チェロを高田剛志の各氏に師事。2005年3月同校卒業。現在はドイツにてギター勉学の準備中。
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