■ マルコ・メローニ バロックギターリサイタル ■ |
昨年のリースケ氏に続いてマルコ・メローニ氏のバロックギターを聴きました。(今回はメローニ氏の弟子で東京都在住の樋浦靖晃氏がプロデュース、当学院は協賛)バロックギターは近年の古楽ブームの波にのって、19世紀ロマンティックギターとともに注目を浴びつつあります。
メローニ氏のすばらしい演奏に富山二番町教会一杯(約240名)の聴衆が感動しました。
翌日は、前回同様に呉羽の芸術創造センターでの公開レッスン。(当学院主催)バロック音楽と舞曲についての興味深い話を聞くことができました。
(四十谷隆司)

■公開講座の様子
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■写真左から
樋浦氏、メローニ氏、四十谷 |
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マルコ・メローニ
Marco Meloni
イタリア・サルディーニャ州に生まれる。幼少の頃よりギタリストである父(Celio Meloni氏)の手ほどきを受けギターを始める。1980年、フランスのArthez-de-Beam国際ギターコンクールで優勝した後、フランス・パリのスコラカントルム及び、ランシー国立高等音楽院にてギタリストであり、古楽の研究家として名高いJ・イノホサ氏に師事し、両校のギター科・バロックギター科を共にプルミエプリ(一等賞)を取って卒業。フランス・ボルドーのコンセルヴァトアールにて演奏・教授活動を5年間行った後、現在はイタリアに在住し世界各国(カナダ・フランス・スイス・スペイン・アルゼンチン・トルコ等)の古楽フェスティバル等に招かれ演奏やマスタークラスを行っている。最近では古楽の世界的権威であるホブキンソン・スミス氏が彼の演奏を絶賛し、今年の2月にはフランスでのリサイタルの模様がテレビとラジオで放送された。現在、イタリア・サルディーニャ州のコンセルヴァトアール教授。
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